結論
リハビリは有効である(エビデンスC)
運動療法(段階的有酸素運動)は有効である(エビデンスA)
認知行動療法(エビデンスA)
医療者の対応(エビデンスB)
*参照:線維筋痛症診療ガイドライン2017
むむ?
リハビリと運動療法って分野が分けられており
エビデンスに差があるのに疑問を持ちますが
まずは有効ということですね。笑
病気の原因がはっきりしていないものでもあるので
薬物療法(痛み止め・精神安定系)がメインとなっています。
上記をまとめると
①問診
しっかりと患者の話をきき
共感的対応をとり、信頼を得ること。
*鉄板ですがDrの見解と違うことを言わない。笑
痛みの評価。
自分でもわかっていないことが多いはずなので
詳細に聞いてみて、VASなどで継続的に評価し、FBしていく。
旅リハ的には、慢性腰痛の方などには、問診と共感である程度よくなると思います。
心理的安心だけでも、疼痛の緩和になるんじゃないかと経験上思います。
ずっと痛いので、精神的に参ってる方が多いです。
どうしようもなくなってから病院にくるので、だいぶ出来慢性疼痛が上がった状態でくるので、
どんな時痛いのか、痛くないのはどんな時か?
ずっと痛い+運動してもいたいのなら、運動しても同じだからした方がいいよね?的な感じです。
(ずっと痛いなら投薬の変更Or中止で評価をDrとしてみるといいかもしれませんね。)
機能的に改善が認められるなら最初は多少痛みが出てもやってみるのはありかなと、
そこから改善していくことがおおかったかなと思います。
極論ですが、初回で表情をみて、暗ければ、ほっとパックと傾聴でだいぶ良くなります(笑)
②運動してみる。
マッサージなどで柔軟から入る。
軽負荷の運動を習慣化してもらう。
痛くて動いていない、廃用症候群ベースが多いので、少しやるとよくなります(笑)
そこから、正のフィードバック⇒運動の習慣化の確立です。
私の師匠のテストステロンさんも言ってますが、筋トレすることで、気持ちが明るくなる効果も合わさってどんどんよくなります。
③有酸素運動の習慣化
散歩や、ヨガ、太極拳などが有効なようです。
リハビリとして関われるならまずはこのあたりでしょうか?
疼痛評価していき、本人・Drと薬の調整までしていけたらベストかと。
長い目で、共感しつつ運動習慣をつけてもらいましょう。
はじめてリハビリについて記載しました。
なかなかコアな内容でしたね。
あまりリハビリで治療している文献など少ないようなので
今後研究されてくる分野かもしれませんね。
個人的な意見や、治療について
ご意見いただけると幸いです。
今日もありがとうございました。
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