おはようございます。
円安という報道が止まらないですね。
今日は円安でおこる僕たち庶民に困ったこと。
相対的貧困なってしまうことについて考察していこうと思いますのでよろしくお願いします。
円安の原因は日米金利差
結論ですが、国の力が落ちていると考えてよさそうです。
円安ドル高といわれますが
日米の金利差によって起きています。
以前よりアメリカのインフレが止まらず(前年度より8%程度物価の上昇)
背景にFRB(アメリカの偉い銀行の人)による金融引き締めの実施で
アメリカは金利の上昇を始めました。
(前日の記事で書きましたがそれに伴い株式は低迷するので、逆に買い時と考えていますが。)
みんなが買いたいので、物の価格が上がっても買うので
買えないように金利をあげてお金を借りづらくしているイメージです。
今後も日米金利差拡大へ
先日FRBのパウエル議長が金利の上昇を今年何回かしようと思いますが、
0.25%~0.5%かもしれない~と発言で株式の急落が起こりました。
金利が高いと銀行に預けておくとお金が増えるので、リスクをとって株式投資する人はいなくなります。
年内には2.5%程度まで上げる予定なので、
簡単にですが、100万ドルを銀行に預けておくと
来年には102.5万ドルになっているわけです。
昔の日本の銀行に貯金しておきなさい文化です。
しかし、同時にFRBはインフレも2%程度上昇させるようにするので、そうすると2%分は消費に持っていかれますので、実質的には0.5%お金がふえる計算になります。
それでも、0.5%の金利は大きいです。
今の日本の普通預金金利が0.001%ですので、米国にドルを預けるだけで500倍儲かることになります。
この金利差でドルっていいね!となっています。
日本は金利を上げないと宣言しているので、みんなドルを買いまくり
円安が進んだようなところです。
国力の低下。輸入が不利になるのでパスタが高くなる。
相対的に円の価値がさがったので、
外国からの輸入パスタが100円だったのが、120円になるような感覚です。
日本は輸入が多いので(いわゆる貿易赤字)
これがすべてに飛び火していきます。
身近なものではガソリンの高騰です。(ロシア戦争の影響もありますが)
日本は天然資源がないので、絶対に輸入は必須なのでなにをやるにもコストの上昇があります。
クリーニング代も、コーヒー豆も上がるようですし家計のダメージは大きそうですね・・・。
貿易赤字なので円安恩恵なし
輸出には有利に動きますが
もはや日本で製品を作ってないのでもはや過去の格言です。
東南アジアがほぼ生産の拠点ですし、中国にも工場を作らない、作れない?現状です。
なので、ドル資産で外国からもらえる人は日本では儲かるイメージですね。
外国で豪遊はできなくなる。
ドルと比べた場合でしたが、世界と比べても金利が低いので
ほかの外貨に対しても円安です。
タイで豪遊なんてお話が本格的にできなくなってきています。(笑)
昔は100円で1000円分遊べたよ~なんてのは円の価値が高かったからです。
東南アジア安いよ~とは言えなくなる日が近づいてきています。
もはや100円ショップがあるのは日本だけです。
タイのダイソーは300円ショップです。
ドル資産をもつべき。為替ヘッジがもはやリスク?
ドル資産が例えば半分、日本円が半分であれば、為替差額が相殺されるので
総資産は変わりませんが、日本円だけでは円安進行ではどんどん相対的貧困になっていきます。
S&P500などの投資信託では、為替ヘッジ(為替の保険のようなもの)ありかなしかを選べますが
なしでよいかと思いますし、旅リハは現状なしでしか買っていません。
手数料が高くなりますし
長期的に円高にむかうことはないと思うからです。
ならない円高にたいして無駄な保険料を払うことになるからです。
急な為替差に対する保険ですが、円安がつづく現状では、もはやヘッジをかけることで
もらえる利益を減らしていることになります。
円が安いので、ドルを買うのにいつもよりお金がかかりますが、、
結論:米国株式やっぱり必要
日本円集中投資状態(日本の銀行に日本円貯金)の方は
これを機に海外株式などに投資を考えてみてはいかがでしょうか?
今日もありがとうございました。
コメント